1.臭気測定方法

ニオイは、場面によって使い分けられます。

「ニオイ」は使う場面によって、「匂い」や「香り」、「薫り」、「臭い」などと使い分けられます。

それほど多種多様な特徴を持つニオイを単一の評価尺度で表すことは困難で、実際ニオイには世界共通の単位がありません
よって、ニオイには色々な測定方法がありますが、大きくはふたつの方法に分けられます。

弊社では「コスモスXP-329ⅢR」というポータブル型ニオイセンサを使った「成分濃度表示表」の臭気指数(濃度)表示法を採用しております。

*臭気測定数値20=100倍希釈

2.実証実験

家畜糞(豚)の消臭実験

養豚場の臭気対策と使用されている液体消臭剤と弊社の「有機消臭土」を混ぜた比較実験を行いました。

(実験写真)

翌日から弊社の「有機消臭土」の数値が大きく低下し始め、24時間後には臭気指数は「0」を表示しました。

有機消臭土は、腐葉土のようなニオイがしますが、同じようなニオイに変わりました。

天候不順もあり、多少の数値の変化はあったものの人間の嗅覚では感じることのできないレベルでした。

静岡県内A豚舎の糞尿スラリー試験結果 臭気測定値
(2021.8.15~2021.8.20)


静岡県内A豚舎糞尿スラリー試験結果
 臭気指数(2021.8.15~2.21.8.20)


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家畜舎の消臭ステップ

食品残渣の消臭実験

事例1:スーパー様(静岡県)の野菜残渣

食品残渣を処理機で攪拌し、堆肥として出荷している。

悪臭問題で近隣からの苦情があり、解決法を探していた。

契約企業様が増えたため、今後の販路拡大に伴い、販売先への悪臭解決で相談依頼を受け実験を開始しました。(2021.4)

(実験写真) 

2021.5.6 18:00   実験前の野菜残渣の臭気

有機消臭土を全体に馴染むように攪拌します。

2021.5.6 18:00 攪拌直後臭気

実験結果

4日後、臭気指数はゼロとなり、人感でもほとんど悪臭は感じません。

※有機消臭土で消臭すると雨に濡れても、悪臭は再発しません。

事例2:産廃業者様(静岡県) 

近隣の下水の汚泥、魚カス、食品残渣を堆肥舎で攪拌し、堆肥として出荷している。

悪臭問題の解決法を探していた。

堆肥の販売先(耕作農家様)の近隣住宅への悪臭と収集契約が増えたため、今後の販路拡大に伴い、堆肥販売先への悪臭解決の件で相談依頼。(2021.5)

実験写真

2021.7.12 18:00  実験前の混合堆肥

静岡県内の産廃業者様 堆肥消臭 攪拌直後の数値
(2021.7.12 18:00~)

攪拌5日後の臭気測定値

(2021.7.17 18:00)

静岡県内の産廃業者様 堆肥消臭 測定結果
 臭気測定値(2021.7.12~7.17)


 臭気指数(2021.7.12~7.17)

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産廃業者向け消臭ステップ

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