循環型自然消臭法とは?
循環型自然消臭法とは化学薬品を一切使用せず、
100%天然成分で家畜糞を消臭する自然治癒力に拘った循環型の技術です。
家畜の糞を竹チップと廃棄茶葉などを使用して短期間で自然消臭します。
循環型自然消臭法で消臭した糞
1週間で腐葉土のにおいに変わります。
循環型自然消臭法を動画でさらにわかりやすく!
なぜこの技術が短期間で消臭を可能にするのか?
今回、消臭に用いたのはお茶と竹で、どちらも日々の生活でなじみ深いものです。
お茶や竹には消臭効果があるといわれていますが、糞尿に直接これらを入れても効果は得られませんでした。
しかし、火のないところに煙は出ないと言われるように、お茶と竹に消臭力があると言われるからにはそれらを最大限に発揮する方策があると信じ、それを先人の知恵の中にもとめ、原理原則に基づいた考え方に拘りました。
植物には水を弾く性質があるため、しっかりと吸着するには時間がかかります。
これを瞬間的に密着させる技術を開発し、一週間という短期間での消臭を可能にさせたのです。
化学薬品を有機物に変え、有史以来誰もなしえなかった消臭工法が開発されました。
それは、科学技術と先人の知恵を応用し、新たな設備投資の必要のない革命的な技術です。
弊社は、長年、ペットの消臭剤や衣類の消臭洗剤の研究開発に従事していました。
業界の改革は、異業種による全く新しい発想が必要です。
このペットの消臭知識が化学薬品を有機物に変え、有史以来誰もなしえなかった消臭工法「循環型自然消臭法」を開発するに至りました。
科学技術と先人の知恵を応用し、新たな設備投資の必要のない革命的な技術です。
循環型自然消臭法で解決できること
農水省の抱える大きな環境問題のひとつ「家畜舎の悪臭問題」。
家畜排せつ物法には、『家畜糞は処理場を作って適切に処理しなさい。排泄された糞尿を何も処理せず農場の外に持ち出すことを禁止する。糞尿は堆肥にするのが望ましい。』
ざっくり申し上げればこのように謳っております。
ところが、それに伴う臭気問題に対しては決定的な対応策がない!というのが現状です。
弊社の循環型自然消臭法は短期間で、家畜糞を完全に消臭させる技術です。
弊社の技術を使えば、日本中のこの問題解決に役立ち、臭いによる近隣住民とのトラブル解決にもつながります。
循環型自然消臭法とは、竹と茶を使った有機物のみの消臭法です。
竹は放置竹林問題で、処理に困っている資源です。
茶も生産途中で出る廃棄茶葉は産業廃棄物扱いで処分に困っている資源です。
この廃棄問題を同時に解決できる「循環型の消臭」です。
家畜排せつ物法により、家畜糞を適切に処置せずに野積みや素掘りにすることが禁止されました。
大半の農家は家畜糞を堆肥化し処理しています。
豚1頭1日当たりの糞量は2.1kg、尿量は3.8kgと言われています。
完熟堆肥を作るのには約3~6か月間かかります。
6か月以上も時間をかけて出来上がった状態の良い堆肥でさえ、1kg3円でしか売れません。
広い土地を持っている農家でないと6か月以上も糞を置いておくことができません。
弊社の循環型自然消臭法は、家畜糞を消臭し、消臭の元となる種材を作ります。
弊社では、消臭した糞を「有機消臭土」と呼んでいます。
消臭した糞は、農場内の糞を消臭する消臭材として生まれ変わります。
契約農場様専用の有機消臭土を農場内で増やし続けて循環させるという技術です。