弊社消臭土のコストは、施工内容・循環可能量・現状の処理状況によって評価が必要です。
消臭効果 | 消臭時間 | 再発(雨) | 再発 (密閉) | コスト | |
有機消臭土 | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 |
おが屑 | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ |
他社消臭剤 | 〇 | ◎ | ✖ | ✖ | △ |
ステップの紹介
前準備
~混合比率の特定~
堆肥:消臭土の混合比率を変えて臭気測定をして、データ化します。
その結果から混合比率を特定します。
これが、ご依頼を受けた産廃業者様専用の最適な混合比率となります。
堆肥の量を増やさずに成分を変えないようにするために、弊社の技術でご指導させていただきます。
施設内で堆肥を有機消臭土と混ぜて「消臭可能な戻し堆肥」(以下、戻し堆肥)を作ります。
これを種菌とし、堆肥に混ぜて戻し堆肥を増やしていきます。
ステップA(初期3カ月)
~堆肥舎内の堆肥の消臭~
①戻し堆肥を作る
堆肥舎の規模にもよりますが、戻し堆肥置き場を専用スペースとしてお借りします。
一つのピットで50㎥程度集積可能であれば、堆肥と有機消臭土を投入し、攪拌します。(これが戻し堆肥です。)
戻し堆肥に臭気のある堆肥を投入して量産していきます。
1ヶ月程度で50㎥のピットはいっぱいになります。
初期1~3ヶ月は、消臭した種菌(戻し堆肥)を作ることを優先していきます。
② 堆肥舎内の堆肥の消臭
スペース内の堆肥が戻し堆肥として利用できるようになったら、他のピット内の堆肥を消臭していきます。
※戻し堆肥の混合比率は、堆肥の臭気や堆肥の混合物によっても異なりますので、頻繁にサンプルを採取して確認しながら弊社専門スタッフがご指導させていただきます。
ステップB(4カ月目以降)
消臭した戻し堆肥の定着化。
ステップA終了後、継続指導させていただき、計1年で消臭技術を習得していただきます。
ステップBとして定期訪問により、循環型自然消臭法の定着を図ります。
戻し堆肥は、有機消臭土に比べて消臭効果は下がります。
有機消臭土は、消臭能力はありますが、これを維持していくためには、毎月一定量の有機消臭土を加えていただき、戻し堆肥を安定的に増やし続けていくことが必要です。
現場の状況や処理施設等により、有機消臭土の必要量も変わります。
企業様によって規模や堆肥の混合物、処理方法が異なるため現場の状況に合わせた施工方法を提案いたします。
完成した堆肥は、雨天でも密封状態でも悪臭の再発がないことも大きな特徴です。
化学薬品による短期間の施工ではなく、循環型の自然消臭法ですので、少々の時間はかかりますが、長期にわたり効果的に消臭された環境を手にしていただきます。