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自然治癒力に拘った技法から精製された天然物のみでできた「有機消臭土」。
名城大学の高谷准教授と共に共同研究した技術の中から生まれた製品です。
弊社には、「循環型自然消臭法
」という化学薬品を一切使用せず、100%天然成分で家畜糞を消臭する循環型の技術があります。
家畜の糞を竹チップと廃棄茶葉などを使用して短期間で自然消臭します。
有機消臭土の可能性
・循環型の消臭法
弊社の循環型自然消臭法とは、種となる【有機消臭土】をそれぞれの舎でつくり、それをもとに糞の消臭をしていく技法です。
消臭した糞もまた新たな種となり、各畜舎で消臭剤として使用できます。
このように弊社の技術を取り入れることによって、「循環型の消臭」が可能となります。
この循環こそが国連が目標として掲げる「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」に当てはまることから、たくさんのメディアや研究者の方々から注目されています。
・消臭材
「有機消臭土」を、人糞や食品残渣、グリストラップなどの天然成分の悪臭を混ぜるだけで短期間で完全消臭できます。
家庭の生ごみなどの上に少量かけるだけで臭いが消えます。
化学薬品を一切使用せずにできた有機物のみの消臭剤なので安全で環境に優しい製品です。
グリストラップの消臭実験
入れてかき混ぜるだけで臭いが消えていきます。
入れた翌日は、顔を近づけると臭いがしますが、ふたを開けたままにしておいても臭いがしません。
1週間で全く臭いのしない状態になります。
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・分解材
有機消臭土は、消臭材だけでなく、有機物の分解材としても利用できます。
ゴミなどの有機物を入れておくだけで分解していきます。
みかんの分解の実験
1週間後
みかんを有機消臭土の中に入れ1週間で右写真のように分解していきました。
まだ、分解材としては、製品化に向け研究中です。
今後の可能性
今後は畜舎で生産された臭いのしない【有機消臭土】を災害時のトイレに活用したり、屋外排泄をしている発展途上国での環境改善や産業育成にもつながるよう日々研究を進めています。